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2011 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦

2011-11-04

耐えに耐えた雨の鈴鹿

全日本ロードレース選手権最終戦が三重県・鈴鹿サーキットで行われた。今回のレースは事前テストがなく、小山にとっては、このレースウイークで7年振りに鈴鹿を走ることになっていた。2009年に新装されたピット、そして2輪シケインなど小山にとって目新しいものがあったため、初日は、コースを覚えるところからスタートした。1本目こそ2分15秒台だったが、2本目で2分13秒台に突入し、公式予選では、2分12秒台で予選3番手、フロントロウを確保していたのだが…。
 金曜日、土曜日と青空が広がっていた鈴鹿だったが日曜日は下り坂の天気予報。朝のウォームアップ走行は、ドライコンディションだったが、コースインした周にクラッチ系のトラブルが発生し、そのままピットインを余儀なくされていた。ほとんど走ることができなかったが、決勝にトラブルが出なかったのは不幸中の幸いだった。
 予報通り、空からは雨が落ち始め、ウエットコンディションとなったため、急遽5分間のフリー走行が設けられレース周回数も、15周から11周に変更された。小山が4ストローク600ccでレインタイヤを履くのは、これが初めてのこと。雨のデータもないので、チームと相談しながら、マシンセットを変更しグリッドに着いた。
 絶妙なスタートを切った小山は、1コーナーにトップで入っていくが、インから中上選手がオーバースピードで入ってくる。冷静にこれを見た小山は、中上選手を前に出すと、そのままアウトにはらんでいく。2コーナーで
は、トップに戻っていたが、3コーナーで再びインに中上選手が入ってきたため2番手にポジションを落とす。その後もペースを上げようとするとハイサイドで転倒しそうになってしまい順位を下げてしまう。コースに留まるだけで精一杯という状況だったが、耐えに耐えて6位でゴールした。


小山知良 コメント

「決勝は、難しい状況でした。気をつけて走っているのですが、何度も転倒しそうになりましたし、コースに留まっているのが精一杯でした。レースを完走したことで、ウエットでのセッティングの方向性が分かったので、いい経験になりました。思い切り走れなかったのは悔しいですが、その分、2戦残っているスペイン選手権で発散したいと思っています。7年振りに全日本に参戦しましたが、チームスタッフ、スポンサーの方々のおかげです。本当に感謝しています。残り2戦、いい成績を残せるように全力で戦ってきます!」


2011 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦
第43回 MFJグランプリスーパーバイクレース in 鈴鹿
三重県・鈴鹿サーキット
10月29日(土)予選:3番手(タイム:2分12秒893)
30日(日)決勝:6位
天候:29日(土)晴れ 路面:ドライ  
30日(日)曇りのち雨 路面:ドライ・ウエット
観客動員数(土・日合計):21,000人

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